放射線科
概要
当院放射線科では読影専門医である駒形高信医師を中心に、各種画像の読影及び診断を専門に行っています。
院内で撮影されたX線写真やCT・MRI等の各種画像をモニター上で診断し、報告書を作成した後に主治医に迅速に報告を行います。診断に関しては少なくとも主治医と放射線科医師の目でダブルチェックを行っており、主治医の専門領域以外の部位についても漏れが無いように画像をチェックすることにより、誤診の確率や見落とされる病変の減少、医療ミスの抑止に努めています。
また、当院の患者支援センターを窓口として近隣の開業医・クリニックの先生からのCT・MRIの検査のご依頼も承っています。患者さんの容態の緊急性や通院の便を考慮し、CTでは検査の即時応需にも対応しており、ご依頼元の医療機関からその足で当院への検査にお越しいただくことも可能です。また、読影レポートについても専門医による詳細かつ明確なレポートをスピーディーにお届けしています。
- ※検査依頼の詳細については「入院・検査のご案内」のページをご確認ください
- ※放射線科 検査部門の詳細は「放射線科(検査部門)」のページをご確認ください
検査機器のご紹介
CT
- 東芝製 Aquilion PRIME
- 2014年導入
- 80列 ヘリカルCTスキャナ
検査によってわかること
- 頭部:
- 脳梗塞、脳出血、脳腫瘍
- 胸部:
- 肺癌、肺炎など
- 腹部:
- 肝硬変、肝癌、胆嚢結石、胆嚢癌、膵臓癌、慢性膵炎など
MRI
- GE社製 Signa Explorer
- 2018年 バージョンアップ
- 1.5テスラ
当院MRI(GE社製 Signa Explorer 1.5テスラ)は2018年5月にバージョンアップを行っております。これにより、従来機と比較し
- 検査時の音の静粛化
- 検査時間の短縮
- 検査時の患者さんの「体動」に対する補正機能強化
等の機能向上を実現しています。
検査によってわかること
- 頭部:
- 脳梗塞、脳出血、脳腫瘍
- 脊椎:
- ヘルニア、圧迫骨折
- 腹部:
- 肝癌、膵臓癌、前立腺癌
- 四肢:
- 靭帯損傷、半月版断裂、骨折など
その他、下記の検査もご対応可能です
- VSRADによる早期アルツハイマー型認知症の診断
- MRCPによる、放射線や造影剤を使用しない胆嚢や胆管・膵管検査
スタッフ紹介
駒形 高信(こまがた たかのぶ)放射線科部長
- 資格
- 日本医学放射線学会認定放射線科診断専門医/日本核医学会核医学専門医/PET核医学認定医